大腸ポリープ
内視鏡を専門とする医師が丁寧に検査。
「血便が出た・便通が以前と違う」といった症状は相談を
大腸ポリープとは
大腸ポリープは、大腸の粘膜にできる小さな隆起のことを指します。多くは良性ですが、中には大腸がんに進展するものもあるため、早期に発見して切除することが重要です。当院では内視鏡検査により、安全で的確な診断と治療を行っています。
大腸ポリープの種類
- 腺腫性ポリープ:大腸がんの前段階とされ、基本的には切除が必要です。
- 過形成性ポリープ:小さいものは良性で経過観察可能ですが、大きくなると切除を検討します。
- 炎症性ポリープ:炎症性腸疾患に伴って出現します。

大腸ポリープの症状

小さなポリープは自覚症状がほとんどありませんが、進行すると以下のような症状が出ることがあります。
症状が出る前に検査を受けることが大切です。
大腸ポリープの検査・治療
大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査でのみ正確に診断が可能です。内視鏡で直接観察することで大きさや性質を判断し、必要に応じて組織を採取(生検)します。切除が可能な場合は、その場で治療を行うこともあります。
治療:内視鏡的切除(ポリペクトミー)
- 内視鏡を使ってポリープを切除
- 多くは日帰りで可能
- 大きさや位置によっては外科手術が必要な場合もあり

鎮静剤について
経口上部胃カメラ・大腸カメラを行う際、ご希望の方には鎮静剤を併用した検査を行うことができます。
鎮静剤を使用した場合は、帰りのお車の運転は危険ですので、
お迎えにきていただける方・タクシーで帰られる方に限らせていただきます。
※スクロールで確認できます

問診
問診で、薬剤アレルギーの既往の有無や基礎疾患の有無を確認。

注意点の確認
鎮静剤を使用した場合、使用した日はお車の運転は控えて頂いております。

点滴開始
肢に留置針を入れ、点滴を開始します。

鎮静モニタリング
点滴の横(側管)から、鎮静剤を注入。鎮静の状態を生体情報モニターでモニタリングします。

検査・鎮静剤調整
内視鏡検査中、鎮静の深さを確認し、苦痛度に応じて鎮静剤を追加します。

検査終了後
検査終了時に、鎮静剤拮抗薬を注入します。リカバリー室で休憩後、検査結果をお話しします。
定期検査の重要性

大腸ポリープは再発することがあるため、定期的な内視鏡検査が推奨されます。特に40歳以上の方や、ご家族に大腸がんの既往がある方は早めの検査を受けていただくと安心です。
ご相談ください
当院では、胃カメラ・大腸カメラを専門とする医師が丁寧な検査を行っています。
「血便が出た」「便通が以前と違う」など、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。